ChatGPTに広告が表示されるようになって、まだ半年も経っていません。それなのにOpenAIによると、この広告事業だけで年間換算10億ドル規模の売り上げペースに到達したそうです。ローンチから200日足らずでの数字だといいます。
要するに何が起きた?
- ChatGPT Ads、ローンチから200日足らずで年間換算10億ドルの売上ペースに到達
- 広告主はすでに数万社規模に
- 今日からインド・欧州・中東・北アフリカでもセルフサービスでの広告出稿が可能に
- 現在40か国以上で展開中、技術・計測パートナーも50社超
OpenAIは、こうした広告収入があるからこそChatGPTを無料で使える枠を維持できていると説明していて、週間アクティブユーザーは10億人を超えるとのことです。広告は今の会話の内容に合わせて表示され、国や設定によっては会話全体の傾向も使われる場合があるとしています。広告には必ずラベルが付き、広告主が個人の会話にアクセスすることはない、とOpenAIは強調しています。
具体例としては、あるEC系の広告主が28日間で広告費の3倍のリターンを得たケースや、ある技術パートナーが「広告経由のChatGPT流入の8割以上が新規顧客だった」と報告した例が紹介されていました。
で、何が変わる?
今回名前が挙がったのはインド・欧州・中東・北アフリカで、日本については記事内で触れられていません。なので明日から何か変わるという話ではなさそうです。ただ、広告のセルフサービス化が5月のAds Manager導入以降で中小企業にも広がっているという流れを見ると、無料でChatGPTを使っている人にとっては、今後も少しずつ広告が会話に混ざってくる場面が増えていきそうだな、くらいには捉えておいてよさそうです。
ケイの一言
無料でここまで便利に使わせてもらっているんだから広告が入るのは仕方ないよなとは思うんですけど、会話の文脈に合わせて広告を出す仕組みって、便利さと踏み込みすぎのラインが結構際どいなとも感じます。
(出典: OpenAI公式ブログ「A milestone in expanding access to AI」)